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Chris「走る喜びと環境の調和ってすばらしいですよね」。次に紹介されたのは、横浜ゴムの事業所周辺で行われている様々な取り組みについて。事業活動を支えてくれる自然への恩返しとして、2010年より工場周辺の生物多様性を支える環境を守るための活動を推進。周辺の自然環境を調べ地域の声を聞きながら地域住民の皆さんと楽しみながら取り組んでいる姿が紹介された。
Chris「Are you ready for more exciting? OK 今年、この歌声が日本中を駆け巡りました。One and Only! 唯一無二の歌姫 May J.!」いきなりギターが弾けた。「盛り上がってますか?」真っ白なドレス姿でMay J.が登場。「さあ最後まで一緒に楽しくいきましょうね」ドラムのビートが転がる。ギターのメロディーが雪崩れを起こす。
♪さあ みんなここに愛の庭に♪ 終わりのない闇を抜けて♪
赤とイエローのライトがきらめいてMay J.のドレスを染める。フワフワのスカートが翻りオレンジに染まった。会場から手拍子が沸き起こった。澄みきった、それでいて圧倒的な歌声がホールを満たしていく。
Oh Yeah ♪ それは明日へと流れていく河となるから♪ 4人のダンサーが登場しMay J.を盛り立てる。会場がハンドウェーブで応え始めた。客席が縦ノリで弾みステージをあおる。
♪さあ みんなここで感じたままで♪ 「それでは皆さん、一緒に大きな声を出していきましょう!」
May J.の歌声がホールを埋め尽くす。会場全体が温かく染まる。「皆さん楽しんでますか?」会場が割れんばかりの拍手で答える。「皆さんに最後まで楽しんでいただければと思います。今回はエコということで、私は普段から、お水の無駄遣いはしないとか、マイお箸を持ち歩いたりとか、小さなことですけど、この一つ一つが積み重なることでエコに繋がると思っているのでこれからもエコを心がけていきたいなぁと思っています。このLIVE ecoMOTIONを通じて、もっともっとエコに関心を持って頂けたらと思います」オーディエンスの誰もがMay J.の言葉を噛みしめるようにうなずいている。「次の曲は新しくリリースした7枚目のオリジナルアルバムからバラードです。人生に一度しかない本当の恋を信じて飛び込んでいきたいという気持ちを歌った曲です。それでは聞いてください」暗がりからブルーのライトが立ち上がる。そしてパープルにステージが染まる。会場の隅々まで染みていくMay J.の歌声。力強く伸びていく。
♪それはとてもとても 突然 胸に舞い降りて♪けして消えないもの♪
♪人は誰も一度だけ たった一つ出逢う運命がある♪
歌い上げたMay J.にオーディエンスから惜しみない拍手が送られた。「ここからは声を出していきましょうか、皆さん準備はいいですかー!もっと大きな声出していきましょう!盛り上がっていきましょう!」Yeah!会場が応えた。「それでは一緒に歌っていきましょう!'風になりたい'」。パーカッションとドラムが軽快なリズムを叩き出す。THE BOOMの代表曲だ。サンバに乗ってダンサーたちも踊り出す。May J.もステージで跳ねるように踊る。
♪天国じゃなくても楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ♪
会場全体がコーラス、大合唱の渦だ!曲が走る!
♪もし君がうつむく日も 笑顔をあげる♪
♪Let's find sunshine over the rainbow ♪Oh Yeah! Oh Yeah!
会場が沸き上がって揺れる。嵐のような拍手が後を追った。「みなさん、一緒に盛り上がってくださってありがとうございます」再び会場が拍手の渦の中に。「次の曲が最後になります」オーディエンスからはえーっ!と悲しそうな叫びがあがる。「ちょっと真面目な話になってしまうんですが。採点カラオケの番組でも他のアーティストさんの曲でもしっかりと気持ちを込めて歌えば、必ず誰かに届くと。そう信じて毎回、全力で歌っていました。そうして私が小さい頃から大好きだったディズニーの日本版の主題歌を歌うというお話をいただきました。がんばるってことは私は普通というか、当たり前のことだと思っているんですね。でもどんなに辛い時期が長く続いたとしても、踏んばることってすごく大事だなって思っていて。踏ん張り続けていれば必ず誰かがみていてくれるんだな、その時、そう感じました。この曲は改めて、自分らしく行くことの大切さを教えてくれましたし、私の人生を変えてくれた曲です。聞いてください。Let it Go」氷のようなライトが会場を埋める。ピアノのソロがメロディーを刻む。May J.が滑り出した。
♪ The snow glows white ♪ On the mountain tonight ♪
♪ Let it go, let it go ♪ ♪ I am one with the wind and sky! ♪
ストリングスが渦を巻く。会場全体を満たしていく。May J.の白いドレスが翻って凍る。声が一段と迫力を増す。会場が凍る。誰もが聞き入っているからだ。青いライトが一点に集まり、白く弾けた。
声がさらに伸びた!叫ぶように歌い上げる。澄み渡る歌声、圧倒的な迫力になった。拍手、拍手、鳴りやまない。「ありがとう」そう言いながら振るMay J.の手が絞られたライトの輪の中心で消えた。
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