YOKOHAMA
TSUKUBAサーキットに、EV(電気自動車)フォーミュラカーが登場。

 片山と近藤がEVカートで4周オンリーのミニバトルを演じることになった。スターティング・グリッドに並んだ二人の間に小さな火花が散る。フラッグが振られバトルが始まった。スタートで片山が誘うように近藤を送り出す。すぐに後を追って片山が第1コーナーに飛び込んでいく。前を逃げる近藤は隙を見せまいと踏ん張る。2周目のラップで片山が近藤をかわした。そのまま逃げ切るかと思われた4周目、第2コーナーで片山がスピン。脇をすり抜けた近藤がそのままチェッカー・フラッグを受けた。片山が発した第1声は「負けて悔しい!」EVカーが片山の遊び心にも火を点けていた。
 片山はヨコハマに対し、タイヤメーカーとして次世代の車に対する新たな探求心が必要だと提言する。「次世代のエコカーっていうのは、スポーツタイヤを作っているヨコハマこそがやらなきゃいけない課題です」
 これまでモータースポーツがタイヤの性能に返してきたフィードバック。それがまたエコという新しい視点でも、タイヤの未来にとっても必要だと実感した試乗会となった。

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